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理事長の挨拶

上別府 圭子
日本家族看護学会 理事長

2019年9月15日より理事長を務めております上別府圭子(かみべっぷ きよこ)です。前任の東京大学で故杉下知子教授の後任を務めさせていただいておりました私にとって、杉下教授が創設されたこの日本家族看護学会の理事長を拝命いたしましたことは、万感迫る思いでした。選挙規程の改訂に伴い、2019年9月に新しい顔ぶれでスタートした理事会ですが、新しい視点や若い先生方のアイデアを加えて、活発な学会運営を進めております。新生ホームページオープンのこの機会に、改めてご挨拶をさせていただきます。

2019年12月に中国武漢から始まったCovid-19 の感染拡大の勢いは衰えることなく、第2波、第3波、第4波とたたみかけるように世界に襲い掛かってきています。日本でも感染力の強い変異ウィルスが猛威を振るうようになり、若者や子どもの感染も増えてきています。一方ワクチン接種も始まり、自由に行動できる日が待たれる今日この頃です。

この感染症は、家族や人々の関係性へさまざまな影響を及ぼし、家族看護の重要性を私たちに突き付けてきました。日本家族看護学会では、2020年度4-5月に家族支援専門看護師からの声を聴き(家族看護学研究 第26巻2号に所収)、同時期に理事長声明を発出し(ホームページに掲載)、学術集会においては委員会横断企画として臨床現場からの声を発信し、大会リレー企画として教育・臨床の連携等によるさまざまな工夫の報告をしていただきました(同26(2)に所収)。教育促進、災害対策両委員会共同企画によるセミナーでの「あいまいな喪失」や「家族レジリエンス」に関する学習機会も、たいへん時宜を得た企画であったと思います。医学系の学会や他の看護系の学会も、COVID-19 関連の情報を収集・発信し、知見が集積されつつありますが、このCOVID-19の影響下でひとまとまりの家族、あるいはシステムとしての家族をどう支援するかという課題になると、情報は非常に少なく、我々の学会からの発信が、非常に重要な意味をもつものになると認識しています。

2020年の9月の総会で、常設の実践促進委員会、災害対策委員会、将来構想委員会の設置についてお認めいただきましたが、各委員会は既に大活躍を始めています。国内外の関連学会との連携も含め、COVID-19からの影響への対応に留まることなく理事会発足時の目標を果たすべく、日本家族看護学会の発展のために務めて参ります。

会員の皆さまの、学会への積極的な参画を期待します。今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

(一般社団法人 子どもと家族のQOL研究センター 代表理事)

新型コロナウイルス感染症(COVID 19 )に対する理事長メッセージ